ニュース インフルエンザ:高齢者は注意
インフルエンザの流行が例年よりも早く始まり、すでに12月並みのペースだという。全国の保育所や小学校などで休校や学級閉鎖に追い込まれた施設も、10日までで合計78に達した。体力の弱っている高齢者などは肺炎を起こして死亡することもあり、注意が必要だ。インフルエンザはのどの痛みやせきなど普通の風邪と同じ症状に加え、38度以上の高熱や頭痛、関節痛など全身症状が突然表れるのが特徴。病原体のウイルスには「Aソ連型」「A香港型」「B型」の三種類があり、今年は「Aソ連型」が目立つ。予防にはまず、帰宅時のうがいや手洗いなどで体に付着したウイルスを落とすのがよい。外出時には人込みを避け、マスクを付けるのも有効だ。すでに感染した人もウイルスを広げないよう、エチケットとしてマスクを付けてほしい。予防にはワクチンも有効だ。65歳以上や60〜64歳で心臓や呼吸器などに障害を抱えている人は、定期予防接種の対象者になっている。
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